妊活中の便秘。ー①危険性ー

妊活中の便秘

 

妊活サポートナースの媛川桜乃香(ひめかわさのか)です。

 

便秘ってありますか?

便秘で苦しいですか?

便秘だけど苦しくはないですか?

 

男性に比べて女性の方が便秘になりやすいと言われます。

便秘に慣れてしまい、1週間くらいでなくても

苦しくないと言われる女性もいます。

私も便秘だったので、毎朝出るようになってからは、

2・3日でないと、苦しい辛いなーと感じるようになりました。

 

便秘とは、便を十分にかつ快適に出し切れない状態です。

腸に便が溜まると、重力で腸が下に下がります。

腸の下には、子宮・卵巣・卵管があり、その下は硬い骨盤があります。

その腸が下がってくると、子宮が上から圧迫され、血流が閉ざされます。

血流が減れば、子宮へ届くはずの酸素と栄養が減ります。

圧迫により、ホルモンバランスの乱れでPMS、

生理痛や排卵時痛、生理不順を招きます。

 

もう1つ起こりえるのが、卵管閉塞です。

不妊治療を始めた時、卵管が閉塞していないかを検査します。

私も検査しましたが、ニドトヤリタクナイ…。

個人差はありますが、とってもイタカッタ…。

よく言われることは、卵管を通した後は妊娠しやすい。

それはそうですよね、卵子の通り道ができるから。

でもです。一度考えて欲しいのですが、

閉塞するはずのない卵管、なぜ閉塞したのか?

そして、開通させたとしても同じ条件が続くなら、

また閉塞しませんか?

(この時、便秘だった私ですが、卵管閉塞はありませんでした。)

便秘や内臓下垂で、柔らかい卵管が押しつぶされて、

閉塞してしまう可能性があります。

理由を考えれば、上から卵管が潰される要因は、

1つでも減らしておきたいです。

 

(妊娠に限ったことではないですが)もう1つ便秘で困ること、

毒素が発生してしまうことです。

便は腸内で発酵します。

そのまま長く腸に便が居座ると、発酵から腐敗に変ります。

腐敗すると、アンモニアという毒素を発生し、

体にたまると不調の原因になります。

アンモニアの解毒は、肝臓のお仕事となります。

エネルギーを作ってくれる肝臓ですが、

解毒作業中は、エネルギーを作れません。 

そうするとエネルギー切れになり、妊娠しにくくなります。

負のサイクル。

 

まずは、妊活中の便秘の危険性を知ること。

次は、便秘の原因と対策について書きます。

 

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