妊活サポートナースの媛川桜乃香(ひめかわさのか)です。
排卵のケアは、排卵ができるホルモン状態になることを目指します。
ホルモンは凄い影響力を持っています。
たったスプーン1杯で、25mプールの水質を変えてしまえるレベル。
女性ホルモンやステロイド系のホルモンは特に繊細で、
体への影響力も大きいです。
ステップ①で書いた肝臓ケアにも繋がるのですが、
例えばピルを飲むと、肝臓に高負荷がかかります。
するとエネルギー源が作られず、ガス欠状態になります。
そのことで、なぞの体調不良に繋がることもあります。
(更年期症状がひどい方の中には、ピルを飲んでいたことが要因になる場合もあります。)
生理痛やPMSがひどくて、ピルを使っている場合も、
卵巣は休まるけれど、他の臓器の仕事は増えるといった感じです。
話しを戻して、排卵できるホルモン状態になる。
食事でもアプローチしていきますが、
今回は自律神経を整えるケアをおすすめします。
自律神経とは、交感神経と副交感神経です。
昼間、活動的になるのは自律神経。
夜、リラックスするのは副交感神経。
自律神経のバランスを崩すとは、
交感神経と副交感神経の切り替えが、
上手くいっていない状態です。
自律神経のバランスを崩す原因は、ストレスです。
夜寝れない・疲れがとれない・冷え・下痢や便秘・動悸・息切れ、
症状は多岐にわたります。
ストレスがかかった時、体は抗ストレスホルモンを作って、
ストレスに対応します。
ここにポイントがあります。
抗ストレスホルモンと女性ホルモン、
材料が同じなのです。
体は命を危険から守ることを優先させるため、
ストレスがかかると、抗ストレスホルモンをたくさん作ります。
その結果、女性ホルモンを作る材料が減り、
女性ホルモンが必要量作られない…。
排卵のためには、自律神経を整えたい!
朝日を浴びる・入浴・運動・呼吸・瞑想・デジタルフリー等々。
自分の生活に上手く取り入れられることを実践する。
そして、抗ストレスホルモンを多量に作らずに済むよう、
楽しいことを選んでいく。
会社勤めをしているだけで、かなりなストレスです。
時間に合わせ、人に合わせ、様々な気をつかう仕事。
そこに家事、子育てなど、
マルチタスクをこなしながら日常生活を送っている女性。
常日頃、認識できていないストレスが、
とっても大きくのしかかっているのです。
そこに、妊活という大きなストレスが追加される。
日常に慣れ過ぎて、ストレスがかかっていることすら
認識できていない状態です。
気が付けていますか?
頑張り過ぎていること。
気づいているけど見ないふりしてませんか?
疲れる原因。
1度、あなたのストレス度合、
第三者に話して確認してみませんか。
話すことで、ストレスを認識できたり、
頑張り過ぎている自分に、絶対気が付くはずです。
この気が付くことが重要。
私のように不妊経験がある不妊ピアカウンセラー、
不妊クリニックでの相談会、
信頼できる、安心できる友人・家族に会う。
どこを活用してもいい、あなたが楽になる所。
話すことも、効果あるしっかりとした自律神経ケアです。