繰り返した流産から不妊を疑い、その後、気持ちが軽くなるまで

妊活中の不安な気持ち

 

こんにちは、妊活サポートナースの媛川桜乃香(ひめかわさのか)です。

 

妊娠できるという根拠のない自信。

私はめちゃめちゃありました。

妊娠しないという発想すらなかったと言った方が近いかな。

 

結婚は30代後半、看護師として夜勤のあるシフト、

通勤時間は1時間以上。

冷え性で、ついつい、一人で頑張ってしまうタイプ。

これが、結婚した時の私です。

妊娠しにくい条件だなと、

書きながら改めて思う…。

 

で、結婚してすぐ妊娠したんです。

が、繰り返す流産に、あれ?あれ?あれ?

あれ?私って不妊なの?と、思い始めました。

もっと踏み込むと、

そんなはずはない!と、

(思い込みたくてが一番近いかな)

一切言葉にせず、不妊かも?と一瞬思っても、

フッと吹き飛ばし、考えませんでした。

 

そのまま妊活を続けた私。

暗く、どんより、真っ暗なトンネルに入って、

毎月ジェットコースターのように気持ちが振れていました。

 

そんな中、トンネルの先に少しの明かり、

出口が見えた瞬間がありました。

私って不妊かも?という不安な気持ちを、

出してみたんです。

コップの中に、不安や怒りや悲しみが、

パンパンになり過ぎて、

あふれた時だったと思います。

 

それまでの私は、自分の気持ちを

人に伝えることはありませんでした。

自分はなんでもできると思っていたし、

1人で何とか解決してきたし、

他人に弱みを見せてもしょうがないと思っていたし、

表現したところで時間の無駄、

弱さを見せることはいけないこと、

弱いと思われるのが嫌だ、

という感じに思っていたのだと思います。

弱さを見せることが怖くて、

他人に頼る、他人を信頼することが

できない人だったのかな(なんかひどい人みたい(笑))。

 

不妊かも?ということは、夫には言えなかったのですが、

運良く話を聞いてくれる人が近くにいたんです。

不妊かも?って思っている自分の気持ちを、

泣きながら、悔しいとか悲しいとか、

妊娠以外の事も、なんかいろいろ話したように思います。

 

そしたら、スッキリもしたのですが、

自分を少し認めてあげられました。

頑張っている自分も評価できました。

聞いてくれた人にも感謝できて、

人を頼る事もいいなと、徐々にですが思えるようになりました。


私が看護師をしながら今の様な仕事を始めたのも、

いえ、今の様な仕事にたどり着いたのも、

この時の経験が大きいです。

私を暗闇の袋小路から手を引いてくれた人がいたから、

今があります。

 

私って不妊かも?という気持ち。

人に話すでも、自分で考えるでも、

どんな方法でもいいと思うので、

妊活中の今の自分の気持ちに、

まずは一度向き合ってみてあげてもいいかなと思います。

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